マイホームのローン、いくらまでなら借りても大丈夫?目安や計算方法

マイホームのローン、いくらまでなら借りても大丈夫?目安や計算方法

あわせて読みたい

執筆者:株式会社 ZUU
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途 HP等でご確認ください。

長期間かつ多額になることが一般的な住宅ローン。最後まできちんと返していけるのか、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。「借りられる金額」ではなく「返せる金額」はいくらなのか、その判断基準について解説します。

住宅ローンは「借りられる金額」より「返せる金額」が重要

マイ,ホーム,ローン

(画像=monster-ztudio/stock.adobe.com)

住宅ローンの借入額について「いくら借りられるか」と「いくらなら返していけるか」、この2つは似て非なるものです。住宅ローンを組むときには、後者の方が重要です。

いくら借りられそうか確かめるためには、住宅金融支援機構や各金融機関などが提供している「借入可能額シミュレーション」などが役立ちます。ただ、こうしたシミュレーションを通して算出される「借りられる金額」は実際に「返せる金額」を上回っていることが少なくありません。

理想のマイホームを実現するためにはお金がかかるもの。実現したい理想に合わせて、借入額をできる限り大きくしようとする人もいますが、これはあまり良い方法ではありません。

返済額が返せる限度ギリギリになるようなローンの組み方をしてしまうと、ちょっとした収入や金利の変化が家計にダメージを与えてしまいます。幸せになるためにマイホームを購入したのに、そのローンに圧迫されてギスギスして幸福度が下がってしまうようでは本末転倒です。

「借りられる=返せる」ではありません。途中で返済に困ることがないよう、無理のない返済計画を立てましょう。

我が家の「返せる金額」を把握するために

無理なく返済できる金額はいくらかと言われても、その金額を答えるのは難しいと感じるかもしれません。まずは自分の家計の状況や、家を購入することで必要になる費用について把握することから始めましょう。

「今の家賃と住宅ローンの毎月返済額が同じくらい=OK」ではない

「今の家賃と変わらない金額でマイホームが手に入る!」という不動産広告を見かけたことはありませんか?でも、注意しておきたいのは、家を買うなら毎月の返済額以外にも考慮しておくべきお金があるということです。

住宅ローンを組むときには、物件価格以外にも印紙税、不動産取得税、事務手数料、登記関連費用など、諸費用がかかります。その金額は物件などにもよりますが、目安として物件価格の5%~10%程度です。3,000万円の家を買うなら300万円近くかかることもあると考えると、かなり大きい負担ですよね。

家の費用は「住宅ローン」以外にも

さらに、家の購入や維持のためにかかるお金はほかにもあります。たとえば以下のようなものです。

  • 固定資産税、都市計画税
  • 火災保険・地震保険
  • (マンション)管理費&修繕積立金
  • (持ち家)傷んだ箇所を直すための修繕費
  • 家が広くなったことで増加する水道光熱費
  • 駐車場や駐輪場の料金

これらをすべて合わせると、住宅ローンの返済以外に毎月数万円の負担が、長年に渡ってかかり続けることも。どんな費用がいくらくらいかかるのか事前にシミュレーションして判断材料に含めておくことで、「こんなはずではなかった」と後悔する事態を防ぐことにつながります。

「返せる金額」を計算してみよう!

一般的に、毎月の手取り収入に占める住宅費(毎月のローン返済+管理費・修繕積立金など)の割合は20%程度に抑えると家計のやりくりがしやすくなります。どうしても難しい場合でも25%までにするのが理想です。

また、住宅金融支援機構「フラット35」という住宅ローンでは、申し込みができる人の条件として「年収400万円以下の場合は総返済負担率30%以下、400万円以上の場合は35%以下」と制限しています。

ここでいう総返済負担率とは、住宅ローンに限らずマイカーローンや教育ローン、カードローンやクレジットカードのキャッシングやリボ払いなどもすべて含めた借入の年間返済額が、年収に占める割合のことです。

これ以上になると、「借り過ぎで返済が厳しい」と判断される1つの基準になりますので、一度自分の収入などと照らして確認してみましょう。

また、手取り収入や教育費などは時間の経過とともに変わっていくかもしれません。「最初は問題なく返せたけれど、役職定年で収入が下がるタイミングと子どもの大学進学でお金がかかるタイミングが重なって厳しくなった」などといったことがないように、今だけでなく長い目で見て判断するのも大切なことです。

返せる金額は、借りる人の家族構成や収入、お金の使い方や価値観、購入する物件などさまざまな要因で変わります。必ず「わが家の場合はどうなのか」ということを考え、シミュレーションしてみましょう。

住宅ローン選びも重要

住宅ローンの返済額は、どんなローンを借りるのかによっても大きく違います。金利が0.1%違うだけで、総返済額が数十万円~百万円単位で変わることもあります。金利、返済期間、変動金利なのか固定金利なのか、さまざまな返済条件を勘案して自分に合ったものを選びたいところです。

住宅ローンは長い付き合い!先まで見越して考えよう

マイホームの購入や維持には、多額の費用がかかります。憧れの暮らしや理想を実現するためには、感情だけでなく冷静に数字を把握してシミュレーションしておくことがとても重要です。自分にとって負担になり過ぎないか、今だけでなく将来の家計の状況も見据えて検討しましょう。(提供:20代、最高の自己投資メディア UpU

【あなたにオススメ UpU】
【20代で年収1,000万円稼ぐ人インタビュー】人事編
「貯蓄をしたいのなら銀行口座を複数持て」その理由と目的は?
はじめてのデビットカードは4つのポイントでチェック
ローンは怖いと思っている人へ 失敗しないカードローンの選び方
お手軽投資 20代で始める「投信つみたて」

続きを見る(外部サイト)

zuu onlineカテゴリの最新記事