相続で揉めたくない!どんな対策を取っておけばいい?

相続で揉めたくない!どんな対策を取っておけばいい?

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相続財産をめぐって相続人同士で争いが起こる、いわゆる「争族」は誰しもができるだけ避けたいと考えるものです。では争いが起きないようにするためには、どのような対策を取っておけばよいのでしょうか。今回は相続で揉めないための対策方法についてお伝えします。

揉め事の典型例3つ

相続で揉めたくない!どんな対策を取っておけばいい?

(画像=Gajus/stock.adobe.com)

はじめに、どのような場合に揉め事が起きるのか、典型例を3つ紹介します。

相続の揉め事・典型例1:分割しにくい財産が大半を占める

相続財産がすべて現預金であれば相続人間で公平に分割することができますが、多くのケースでこのようなことはありません。例えば不動産が相続財産の大半を占め、現預金が少なく、それに対して相続人の数が多い場合に、誰がその財産を相続するかで揉める場合があります。不動産は「共有」することで公平に分割することもできますが、その後相続が発生した場合には相続人の数がさらに増え、権利関係が複雑化することで揉める原因となる可能性があります。

相続の揉め事・典型例2:特定の人が多くの財産を相続する

例えば、自社株式を後継者の相続人に相続させる場合、その人の財産の評価額が大きくなるケースがあります。ほかの相続人にとっては必要のない財産ですが、評価額が大きい場合には不公平感が生じ、「遺留分」を侵害してしまう場合には、後継者自身の財産から侵害額を支払う必要があるのです。

自社株式は現金化することが難しいので、後継者が現預金を持ち合わせていない場合には自社株式の一部をほかの相続人が相続することにもなり、その後の経営にも影響が出る場合もあります。

相続の揉め事・典型例3:何も対策を行わないまま相続が発生する

自身の相続後のことを生前に考えたくないなど、さまざまな理由で何も対策を立てないまま相続が発生した場合には、相続人間で遺産分割の話し合いを行う必要があります。前述の通り財産が分割しにくく、不公平な遺産分割になる場合などでは話し合いがまとまらないケースも考えられます。

対策を取らない場合のデメリットは?

相続について何も対策を取らないということは、揉め事の火種を残すということになってしまうかもしれません。相続の場合には、財産をめぐって相続人などの当事者のほか、その配偶者などさまざまな関係者の思惑が絡む場合があるので、遺産分割の内容によってはその後の親族間の関係が悪化してしまうことも懸念されます。

また、遺産分割がまとまらないため、優良な不動産を売却することになったり、前述の通り会社の経営に影響が出てきてしまったりすることも考えられます。後世に財産を遺すことができても、それが原因で揉め事が起きてしまっては本末転倒となってしまいます。

財産を遺す人が生前に対策を

財産をめぐって揉め事が起きないようにするためには、財産を遺す人が生前に対策を取っておくことが必要です。まずは財産の総額を把握したうえで、誰にどの財産を相続させるのか、不公平感は生じないかといったことを検討しましょう。加えて遺言書の作成のほかに遺留分対策として、生命保険の活用など、できるだけ円滑に財産を相続する方法を考えていく必要があります。

財産の額や内容、相続人の数などによって行う対策は変わってくるので、揉め事を避けたい場合には専門家に相談のうえ、対策を考えていくことが重要となるでしょう。

(提供:ANA Financial Journal

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