定年後、あなたは持ち家に「住み続ける」? それとも「売却する」?

定年後、あなたは持ち家に「住み続ける」? それとも「売却する」?

あわせて読みたい

一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?

(画像=leszekglasner/stock.adobe.com)

(本記事は、元メガバンク支店長で不動産賃貸オーナーである菅井敏之氏の著書『一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?』アスコム刊の中から一部を抜粋・編集しています)

首都圏に住んで一見、豊かな生活をしているようなご家庭でも、じつは手持ちの貯金が少ないという方はたくさんいらっしゃいます。

一流会社に勤め、郊外にファミリーマンションや戸建てを買い、住宅ローンの延滞など一度もなく、子どもを大学まで通わせまじめに暮らしてきたのに、老後は2000万円必要などといわれると、「えーっ、ちょっと待って」という人が多いと思います。

実際のところ、バブル期が住宅取得適齢期だった、60歳前後から70歳ぐらいまでの元サラリーマンのご夫婦の多くは、こんな感じになっています。

マイホームを建ててから30年以上が経ち、だいぶ古くなったし、子どもも出ていって夫婦2人では家が広すぎる。

子どもを中心に考え、立地的にも環境のよさを選んで駅から離れた郊外に建てたものの、年をとってくるとわざわざバスに乗って出かけるのがおっくうになったり、車を運転するのが不安になってきたりします。

そこで近くに駅やスーパーなどがあって生活利便性の高いところに夫婦で移り住む。自宅を売却して資金を捻出し、2DKぐらいのマンションに住み替えてもいいし、もっと先を見据えて将来老人ホームに入るのであれば、資金は取っておき、賃貸マンションに住んでもいい。

格安で買えるリゾート物件に移り住み、趣味や好きなことをする暮らし方をするのもありだと思います。

このお金は自分たち夫婦が汗水流して働いて、ローンを返済して得たお金です。自分たち夫婦で使いましょう。

「リバースモーゲージ」を上手に使えば、自宅に住みつづけられる

すでに利便性の高い自宅に住んでおり、自宅に愛着がある場合は、「リバースモーゲージ」や「リースバック」の利用で資金を捻出し、このまま自宅に住みつづける方法があります。

「リバースモーゲージ」は、家(自宅)を担保に生活資金目的で融資を受け、毎月利息だけを支払いながら、死亡時に家を売却して一括返済する高齢者(55歳以上)のローンです。たとえば、土地の時価の50%を融資上限(500万~2億円)などと設定し、死亡後は遺族が売却して返済。融資金返済後の剰余金が出れば相続人が受け取ります。

契約者が亡くなっても、配偶者は、契約を引き継ぎ自宅に住みつづけることができます。これは大きな安心です。

「リースバック」は、保有不動産を売却し、そのまま賃借として家賃を毎月支払いながら住みつづけるサービスです。

売却により一括でまとまった資金を得て、そのまま住みつづけられますから、生活の連続性が保たれるので、年齢がいってから生活環境を変えたくない人には安心できるでしょう。

戸建てだけでなく分譲マンションや、倉庫、駐車場など資産の種類は、まったく問われません。

生活資金の活用に限定されるリバースモーゲージとは異なり、資金使途は自由です。キャッシュフローを圧迫する住宅ローンをはじめ、各種ローンの解消にも使えます。捻出した現金でワンルームマンションなどを買い、その賃貸収入を生活費にまわす方法もあります。

答え 「リバースモーゲージ」や「リースバック」を使えば、自宅に住みつづけられる

一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?

菅井敏之(スガイ トシユキ)
元メガバンク支店長・不動産賃貸オーナー。1960年、山形県朝日町生まれ。学習院大学卒業後、1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事する。2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。48歳のときに銀行を退職。その後、起業し、アパート経営に力を入れる。現在では、10棟70室のオーナーとして、年間6000万円の不動産収入がある。また2012年から8年間、東京の田園調布にカフェをオープンし、お金に関するさまざまな相談を受けた。銀行員としてお金を「貸す側」、不動産賃貸オーナーとしてお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで、安定した定期収入を築くことに成功。本書では、そうした経験から得た、一生お金に困らない方法を紹介している。資産形成のための銀行の活用法や不動産の解説には定評があり、講演やセミナーでも一躍人気講師になった。著書『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム刊)はシリーズ51万部突破のベストセラーになった。テレビ朝日系「庶務行員 多加賀主水シリーズ」をはじめ、銀行を舞台にしたテレビドラマの銀行監修を務める。報道番組や情報番組などのメディアにも、お金の専門家として出演し、好評を得ている。

講演、個別相談などのお問い合わせは菅井敏之公式サイトまで
http://www.toshiyukisugai.jp/

お金の話をもっと知りたい方は菅井敏之YouTube公式チャンネル
「一生お金に困らない! お金の相談室」まで
https://bit.ly/2JollR3

※画像をクリックするとAmazonに飛びます

一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?
  1. 災害多発時代、本当に必要なのは 「生命保険」それとも「火災保険」!?
  2. 定年後、あなたは持ち家に「住み続ける」? それとも「売却する」?
  3. 「高収入のエリート」と 「普通の会社員」どちらの方がウマい話にダマされやすいのか
  4. 空き家になってしまった実家、果たして「売るべき?」それとも「売らないべき?」
  5. 「持ち家派」vs「賃貸派」お金持ちになれるのは果たしてどっち?

続きを見る(外部サイト)

zuu onlineカテゴリの最新記事