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都内エリアのマンションは売れ行きが落ちてきたにもかかわらず、価格は相変わらず高止まり状態です。山手線内側の3LDKでは億ションが増え、最近では2018年竣工のパークコート青山ザ・タワーなど、10億円台の物件も登場しています。それでも世界のマンション相場に比べると、決して割高ではありません。
NYのマンションは100億超え

アジアの中でも香港の39コンデュイット・ロードは75億円で、すでに「TOKYO」を凌駕しています。
マンハッタンのミッドタウン57丁目の通称Billionaire’s Row(億万長者通り)では、432パークアベニュー(2015年竣工)以来、超高層マンションの建設ラッシュが続き、スーパーリッチたちの話題を集めています。
2019年には大手ヘッジファンド・シタデルの創業者ケネス・グリフィンが、220セントラルパーク・サウスのペントハウスを史上最高額(約261億円)で買い取り、あまりの金満ぶりにニューヨーカーのひんしゅくを買っています。
最高のステータスを誇るパークアベニュー740
しかし上には上があります。ニューヨークにはいくらお金を積んでも住めない「パワーアドレス」が存在します。
アッパーイーストサイド一帯は由緒ある高級住宅地として知られ、アパートメントは「コープ」という独特の愛称で呼ばれています。この地域では住民による評議会が組織され、コープ入居希望者はコミュニティにふさわしい人物か審査を受けなければなりません。
いずれもスーパーリッチが集まるエリアですが、中でも最高のステータスを誇るのがパークアベニュー740です。
1920年代のロザリオ・カンデラの建築による邸宅には、かつてジョン・ロックフェラー・ジュニアやケネディ大統領夫人が暮らしていたことで知られ、現在はチャールズ・コーク氏やスティーブ・シュワルツマンが居を構えています。(提供:ANA Financial Journal)
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